いきなりですが、税金って高いと思いませんか?
私は毎年毎年、所得税・住民税を見るたびにテンションがた落ちです。
課税所得にもよりますが、所得税だけで5%〜40%、住民税で10%程度が課せられます。
給与明細をよーく見てください。手取りの部分ばかり見ていませんか?
実は、社会保険料などと合わせると、ざっくり20%は税金で持っていかれてます。
平日5日働いているうち、1日は税金のために働いてるってことですよ!!
払う税金はできるだけ少なくしたいですよね。。もちろん法に触れないように。
税金対策は数あれど、今回は、最も簡単な「ふるさと納税」について解説します。

聞いたことはあるけど、どんな制度か知らないし、
やり方も分からない。。
という方も、この記事を読み終わるころには、ふるさと納税をしたくなっているはずです。
ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税ができるまで、「地方自治体は行政サービス(にかかる費用)を搾取されるだけされて、大人になるとみんな都会に行ってしまうので納税はしてもらえない」という何ともかわいそうな状態でした。この不公平を解消するためにできたのが「ふるさと納税」という制度です。
「ふるさと」と名付けられていますが、自分に縁もゆかりもない自治体へ納税しても構いません。
この納税額の約3割を上限として、納税した自治体から米・肉・日用品などのお礼の品(返礼品)が貰えます。
納める税金額は変わりませんが、返礼品の分だけ得するんですね。
ふるさと納税のメリット
節税効果
ふるさと納税最大の魅力は節税効果です。
厳密に言うと払う税金額は変わりませんが、2000円の負担で返礼品の分だけ得をします。
自分が住んでいる自治体に払うはずだった税金を、別の自治体に納めるだけで、
納めた税金の3割程度の返礼品を貰える上に、
「ふるさと納税額-2000円」が住民税・所得税から直接控除される。
つまり、納める税金は同じでも、ふるさと納税額の3割に当たる返礼品が実質2000円負担で貰えるんです。
これはやらない理由がありませんね。
ただし、上限額なしで控除される訳ではないので注意が必要です。

例えば『独身、iDecoなし、年収500万円』の方なら『年間61000円』が納税可能なので、
およそ 61000円×0.3=18300円 の返礼品が、実質負担2000円で貰えるってことです。

税金額は変わらないけど、約16000円分トクするってことですね!

せやで!ただ、住宅ローン控除や医療費控除みたいに、
他の控除も受けてる人は納税可能額が変わるから注意せなあかんで!
詳しいシミュレーションはこちら(https://ideco.kddi-am.com/simulation/ideco_furusato/)がおすすめです。
楽しみが増える
メリットと言って良いかは分かりませんが、買い物感覚で返礼品を選べるのは楽しいです。
日用品だけでなく、ちょっと高いフルーツやお肉、家電などもあるので、つい時間を忘れて見てしまいます。

どの返礼品にするか悩みますね。

悩んだときは
「日用品、肉、米、フルーツ」のランキングをチェックや!
私は、基本的にお米を選んでいますが、納税限度額が余っていれば、普段買わないようなフルーツ(シャインマスカット)や蟹を頼むようにしています。
ふるさと納税のデメリット
手間がかかる
これ以外にデメリットは思いつきません。
ただ、最初の設定さえしてしまえば、あとはネットショッピングと同じ感覚で利用できます。
寄付先の自治体が5箇所までなら「ワンストップ特例制度」を利用すれば、確定申告は不要になります。
2箇所以上から給与を得ている人は、いずれにせよ確定申告が必要なので関係ないですね。
ふるさと納税のやり方
ふるさと納税をするには、まず
「さとふる」「ふるさとチョイス」「ふるなび」「楽天ふるさと納税」など、
ふるさと納税を取り扱っているサイトに登録します。

サイト多すぎて無理(泣)

基本的には「楽天ふるさと納税」がおすすめやで。
m3.comを使ってるんやったら、「さとふる」もアリやな。
各サイト名を検索してホームページへ行くと登録できます。
私自身は「楽天ふるさと納税」を利用しています。
私自身が楽天経済圏を利用しているのが大きな理由ですが、
何と楽天ふるさと納税では、納税額に対してもポイントが付与されるんです。
私の場合、楽天SPUと楽天市場のお買い物マラソンと合わせると+25%程度なので、
納税金額の3割に当たる返礼品だけでなく、25%のポイント分まで得をしてます。

えっ!?5割を超えてるじゃないですか!

せやで。正直やらんと損やねん。
面倒なんは最初の登録だけやで。
例えば「独身、iDecoなし、年収500万円」のモデルでは下のようになります。

サイトによっては独自でポイント還元をしているところもありますが、
- 楽天経済圏を利用していること
- ポイント還元率が最も高いこと
から、私の中では楽天ふるさと納税が最適解ですね。
まとめ
収入などに応じた限度額があるものの、返礼品やポイント還元の分だけ得をする、ふるさと納税について解説しました。ふるさと納税は決して怪しい制度ではありません。消費者目線でのデメリットは手続きが面倒なことですが、それを上回るメリットが得られます。
この記事がふるさと納税を始めるきっかけになれば幸いです。
ではまた。
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